🏠 みんなの相関図 (一般の方向け) 相続関係説明図のテンプレート・エクセル比較

📄 相続手続きガイド

相続関係説明図のテンプレート・エクセルと
無料作成ツールを徹底比較

公開: 2026-07-05 | 監修: 柏原昌之 (司法書士/花の丘相続遺言サポート 代表)

結論: 相続関係説明図は テンプレート・エクセル・手書き・自動作成ツールのどれでも、自分で無料で作れます

相続関係説明図には法律で決まった様式がありません。だからこそ「どの方法で作るのが自分に合っているか」で迷いがちです。この記事では 4 つの作り方を 中立に比較 し、家族構成の複雑さに応じた選び方を司法書士監修で解説します。

📋 4 つの作り方 早見表

作り方 費用 向いている人
テンプレDL 0 円 雛形にならって埋めたい人
Excel / Word 0 円 (ソフト所有前提) 図形操作に慣れている人
手書き 0 円 相続人が少なく単純な人
自動作成ツール 14 日無料 (カード登録不要) 複雑・大人数/PC が苦手な人

1. 相続関係説明図とは・書き方の基本

相続関係説明図とは、亡くなった方 (被相続人) と相続人の関係を、家系図のように線でつないで一覧にした図 です。主に 相続登記 (不動産の名義変更) の際に戸籍一式と一緒に提出し、確認後に戸籍の原本を返してもらう (原本還付) ために使われます。銀行での預貯金の解約手続きなどで、相続関係の説明資料として求められることもあります。

💡 様式は自由。だから自分で作れる

相続関係説明図には法律で決まった様式がありません。手書きでもパソコンでも、テンプレートでも自動ツールでも構いません。大切なのは 戸籍の記載どおりに正確に書くこと と、誰が相続人かがひと目でわかること の 2 点です。そもそも誰が相続人になるかの範囲・順位に迷ったら、相続人は誰か 完全ガイド をご覧ください。

図に必ず入れる記載事項

被相続人 (亡くなった方) について

氏名 / 最後の本籍 / 最後の住所 / 生年月日 / 死亡年月日。図の中心に置き「被相続人」と明記します。

相続人について

氏名 / 生年月日 / 被相続人との続柄 (妻・長男・長女 等)。住所の記載は任意ですが、相続登記で原本還付を受ける目的なら記載しておくと確認がスムーズです。被相続人と各相続人を線でつなぎます。

「相続」「分割」などの付記 登記で原本還付を受ける場合

相続登記の添付書類として原本還付に使う場合は、実際に不動産を相続する人に「相続」、相続しない人に「分割」または「相続放棄」と付記する書き方が一般的です。どこまで書くかは提出先の登記所の運用にもよるため、迷う場合は管轄法務局に確認してください。

法定相続情報一覧図との違い (かんたんに)

よく似た書類に「法定相続情報一覧図」があります。相続関係説明図が 自分で作って戸籍と一緒に提出する私的な図 (認証なし) なのに対し、法定相続情報一覧図は 法務局が認証文を付けて交付する公的な証明書 で、戸籍の束の代わりとして複数の手続き先に同時に提出できます。

📄 2 つの書類の違い・使い分けは、「法定相続情報一覧図の作り方 完全ガイド」§ 1 の比較表 で詳しく解説しています。提出先が多い方はそちらもご覧ください。

2. 4 つの作り方

様式が自由な分、作り方も選べます。それぞれの手順と「実際にやってみたときの手間」を正直にお伝えします。

📥 テンプレートをダウンロードして使う

インターネット上には、Word や Excel 形式の相続関係説明図テンプレートが無料で配布されています。法務局・自治体・法テラス・士業事務所などが公開する一般的な雛形 を入手し、自分の家族に合わせて名前や続柄を差し替えて使う方法です。

メリット
すぐ始められる/体裁が整っている
デメリット
自分の家族構成に合わないと結局手直しが必要。配布元によって記載項目が異なる

※ 配布サイトごとに様式や更新時期が異なります。ダウンロードしたテンプレートの記載項目が自分のケースに足りているか、必ずご確認ください。

📊 Excel / Word で自分で作る

Excel の罫線・図形・テキストボックスや、Word の作図機能を使って、被相続人を中心に相続人を線でつないでいきます。レイアウトを自由に組める のが利点です。

一方で実際にやってみると、線と枠の位置合わせに時間を取られる のが実情です。特に代襲相続や養子縁組が絡むと、図形を足すたびに全体のバランスを取り直すことになり、思ったより時間がかかります。図形派なら Excel、文章主体なら Word が扱いやすいでしょう。

✍️ 手書きで作る

相続関係説明図は様式自由なので、手書きでも問題ありません。相続人が「配偶者と子 1〜2 人」のように少なく単純なケースなら、紙とペンで書くのが最も手軽です。明瞭に判読できるよう、はっきりと書きましょう。

難点は 書き損じの修正と、人数が多いときのレイアウト取り直し です。下書きをしてから清書するのがおすすめです。

自動作成ツールで作る

みんなの相関図 のような自動作成ツールを使うと、名前・生年月日・続柄を入力していくだけで、相続関係説明図が自動でレイアウトされて描画されます。線引きや配置の作業が不要なので、パソコンの図形操作が苦手な方や、関係が複雑で自作だと図が破綻しがちな方に向いています。

登録不要の体験デモ でその場の描画を試せます。登録しても 14 日間は無料で、登録時のカード入力もありません (何もしなければ 0 円で自動停止)。

3. 4 方式 徹底比較表

「どれを選べばいいか」を一目で判断できるよう、費用・手間・複雑な家系への強さなどを並べました。どの方法も費用 0 円で始められます (自動ツールは継続時のみ月額)。

テンプレDL Excel / Word 手書き 自動ツール
費用 0 円 0 円 (ソフト所有前提) 0 円 14 日無料 (継続時のみ月額)
準備の手間 雛形を探す手間 一から作図 紙とペンだけ 入力するだけ
複雑な家系への強さ 雛形次第・手直し要 作り替えが必要 書き直しが大変 自動対応 (代襲・養子等)
修正のしやすさ セル・図形の再調整 セル・図形の再調整 書き直し 再入力で自動描き直し
仕上がりの体裁 整っている 腕次第 手書き感が残る 均一で読みやすい
向いている人 雛形に沿って埋めたい 図形操作に慣れている 少人数・単純な相続 複雑・大人数/PC が苦手

※ 相続人が少なく関係が単純なら、手書きやテンプレートで十分です。人数が多い・代襲相続や養子縁組があるなど関係が複雑なほど、自動レイアウトの恩恵が大きくなります。

4. 複雑なケースの書き方 (司法書士監修)

相続関係説明図でつまずきやすいのが、家族関係が単純でないケースです。図としての表現方法を整理します。

① 代襲相続 (孫が相続する)

被相続人より 先に 子が亡くなっていて、その子 (孫) が相続するケースです。図では、亡くなった子に「(死亡)」や×印を付け、その下に孫を線でつないで 代襲相続人 として記載します。孫が複数いれば全員を書きます。

② 数次相続 (相続の途中で相続人が死亡)

被相続人の死亡 に、遺産分割前に相続人が亡くなったケースです。相続関係説明図では、亡くなった相続人の先にさらにその相続人を書き足して関係をつなぎます。関係が二段構えになるため、図が複雑になりやすい場面です。

③ 養子・連れ子

養子は実子と同じく「子」として線でつなぎます。一方、再婚相手の連れ子は、養子縁組をしていなければ相続人になりません。戸籍で養子縁組の有無を確認し、相続人になる人だけを図に含めます (関係の説明として連れ子を記す場合も、相続人か否かがわかるようにします)。

④ 離婚・前婚の子

離婚した元配偶者は相続人になりませんが、前婚のときの子は相続人 です。現在の家族だけで図を作ると前婚の子を見落としがちなので、被相続人の出生からの戸籍で必ず確認します。前配偶者との関係線と現配偶者との関係線を分けて描きます。

⑤ 兄弟姉妹が相続人 (子も親もいない)

被相続人に子がなく父母も亡くなっている場合、兄弟姉妹が相続人になります。この場合は相続人の人数が増えやすく、また兄弟姉妹の確定には 被相続人の父母の出生からの戸籍 も必要になるため、図も戸籍集めも一段と大変になります。関係が複雑になったら、自動作成ツールの利用や専門家への相談も検討してください。

💡 複雑なケースこそツールが楽

代襲・数次・養子などが重なると、手書きや Excel では図の設計自体が難しくなります。みんなの相関図 は、これらの関係を入力するだけで自動的に線を引き分けてレイアウトします。まず登録不要デモで、複雑な家族を入れたときの描画を試してみてください。

相続関係説明図 — よくあるご質問

Q.相続関係説明図のテンプレートは 無料で手に入る? +

手に入ります。相続関係説明図には法律で決まった様式がないため、無料で配布されているテンプレートを使っても、Excel や Word で自分で作っても、手書きでも構いません。当サイトの自動作成ツールも 14 日間は無料でお試しいただけます (登録時のカード入力なし)。

Q.相続関係説明図に 決まった様式はある? +

ありません。相続関係説明図は私的な書類なので、様式は自由です。ただし、被相続人と相続人の氏名・生年月日・続柄などを戸籍の記載どおりに正確に書き、誰が相続人かがひと目でわかる図になっていることが求められます。法務局の認証が付く法定相続情報一覧図とは異なり、下 5cm の余白などのルールはありません。

Q.Excel と Word の どちらで作るのがいい? +

どちらでも作れます。線や枠を引いて図を組むなら罫線や図形が扱いやすい Excel、文章主体で作るなら Word が向いていますが、いずれも線と枠の位置合わせに手間がかかります。パソコン操作が苦手な方や、代襲・養子縁組などで関係が複雑な方は、入力するだけで自動レイアウトされるツールの方が早く仕上がります。

Q.手書きの相続関係説明図でも 法務局や銀行で使える? +

使えます。相続関係説明図は様式自由なので、明瞭に判読できれば手書きでも問題ありません。相続人が少なく関係が単純なケースでは、手書きが最も手軽です。ただし書き間違えたときの修正や、人数が多い場合のレイアウトの取り直しは手間になります。

Q.相続関係説明図には 何を書けばいい? +

被相続人については氏名・最後の本籍・最後の住所・生年月日・死亡年月日を、相続人については氏名・生年月日・被相続人との続柄を書きます (相続人の住所は任意)。被相続人を中心に、配偶者・子などを線でつないで関係がわかるようにします。相続登記で原本還付を受ける目的で作る場合は、相続する人に「相続」、相続しない人に「分割」や「相続放棄」と付記することがあります。

Q.相続関係説明図と 法定相続情報一覧図は どちらを作ればいい? +

提出先が少なく急ぎなら、法務局への申出が不要な相続関係説明図が手軽です。銀行が複数あるなど提出先が多い場合は、戸籍の束の代わりになり無料で複数通交付される法定相続情報一覧図が便利です。どちらも書く情報 (氏名・生年月日・続柄) は同じなので、まず相続関係説明図として作り、必要になったら 一覧図の様式 に整える進め方もできます。

Q.パソコンが苦手でも 相続関係説明図を作れる? +

作れます。少人数なら手書きが確実です。パソコンで作りたいけれど Excel の図形操作に自信がない場合は、名前・生年月日・続柄を入力するだけで図が自動で描かれる作成ツールを使うと、線引きや配置の作業なしで仕上げられます。

Q.代襲相続や養子縁組がある場合の 書き方は? +

代襲相続 (被相続人より先に子が亡くなり孫が相続) は、亡くなった子に×印などを付け、その下に孫を線でつないで代襲相続人として記載します。養子は実子と同じく子として線でつなぎます。連れ子は養子縁組をしていなければ相続人にならない点に注意が必要です。関係が複雑なほど図の設計が難しくなるため、自動作成ツールの利用や専門家への相談も検討してください。

Q.相続関係説明図を作れば 戸籍を提出しなくてよくなる? +

いいえ。相続関係説明図には法務局の認証がないため、戸籍の代わりにはなりません。相続登記などでは戸籍一式と一緒に相続関係説明図を提出し、確認後に戸籍の原本を返してもらう (原本還付) ために使います。戸籍の束 1 セットで複数の手続き先を回りたい場合は、法定相続情報一覧図を利用します。

Q.「みんなの相関図」では 相続関係説明図を作れる? +

作れます。名前・生年月日・続柄を入力していくと、相続関係説明図が自動でレイアウトされて描画されます。登録不要の体験デモをその場で試せるほか、登録から 14 日間は無料で利用できます (登録時のカード入力なし・何もしなければ 0 円で自動停止)。最終的な記載内容の正確性は、ご利用者様の責任において必ずご確認ください。

✨ 作図はツールにおまかせ

相続関係説明図を、その場で作ってみる

「みんなの相関図」なら、名前 / 生年月日 / 続柄を入れていくだけで自動描画。
登録不要の体験デモで、まず描画をその場で試せます。

※ 登録時のカード入力なし。14 日経過後、何もしなければ 自動でサービス停止 (= 0 円のまま)
戸籍が揃ってから登録すれば、14 日間の無料体験内で十分完成できます。

この記事の監修者

柏原 昌之 (かしはら まさゆき)

司法書士。司法書士法人かしのき事務所 代表・花の丘相続遺言サポート 代表 (埼玉県さいたま市)。相続登記・相続関係説明図・法定相続情報一覧図・遺言をはじめとする相続手続きを多数取り扱う。「専門家に頼む前に、自分でできるところまでやってみたい」という方を応援するため、「みんなの相関図」(運営: かしのき研究所) の監修を務める。

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免責事項

本記事は 2026 年 7 月時点の制度・実務に基づく一般的な情報提供であり、個別の事案に対する法的アドバイスではありません。相続登記等での書類の要否・書き方の詳細は、提出先や管轄の法務局の運用によって異なる場合があります。「みんなの相関図」は入力されたデータに基づいて機械的に図を描画するツールであり、出力された図面の記載内容は必ずご利用者様の責任においてご確認ください。