📄 相続手続きガイド
📖 連載 かしのき事務所の事件簿 (1)-2
家督相続とは?
長生きだったせいで、相続人が60人に増えた
公開: 2026-07-30 | 監修: 柏原昌之 (司法書士/花の丘相続遺言サポート 代表)
結論: 家督相続とは、戸主の地位と家の財産を、原則としてひとり (多くは長男) が受け継いだ かつての相続のしくみです。昭和22〜23年ごろを境に、現在の「相続人みんなで分ける」相続へと変わりました。
そして、この境目は今も効いています。亡くなった時期がどちら側かで、相続人がひとりのままか、何十人にも枝分かれするかが変わる からです。
前回、倒壊寸前の空き家の相続人が60人を超えた話をしました。「なぜ、そんなに増えたのか」——答えは、亡くなった方が とても長生きだった ことにあります。長寿とこの制度の境目が、どう結びつくのか。戸籍を開くところから続けます。